2008権現堂堤の曼珠沙華


10月 3日(金) 晴  

診察が終わって病院の表に出ると朝曇っていた空が晴れていた。
和さんに話して済生会栗橋病院から近い権現堂堤(ごんげんどうつつみ)に寄り、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を見てから家に帰る事にした。「曼珠沙華」は、「彼岸花(ひがんばな)」の別名があるように、秋の彼岸の頃(九月下旬)が見頃である。昨年は9月に見に行った記憶があるが、10月ではさすがに遅いのではないか?と、危惧したとおり、残念ながら花の盛りは終わっていた。
それでも、かなりの人が無料駐車場に自動車を停めて見学にきていた。そんな人たちの中に、車椅子の人を介護しているグループもいた。また、スケッチ帳に花の絵を描いている中高年の女性のグループもいた。
埼玉県では、日高市の曼珠沙華の里「巾着田」が知られているが、ここ幸手市でも、「春の桜まつり」、「夏のあじさいまつり」、につづくイベント会場として、「曼珠沙華祭り」を権現堂堤で実施し、地域の振興を盛り上げようとしているのだろう。
地域の自然をイベントに活用する取り組みは、全国各地で活発に行われているが、いたずらにハコモノにお金を掛ける振興策ではなく、地元を愛する地域住民のボランティアの力を活用するような取り組みが、少しずつ増えていくことを期待したいと思う。



※ 権現堂堤の茶屋に近いトイレには車椅子用のトイレもある。
  

※ 参考ホームページ

幸手市のホームページ:http://www.city.satte.saitama.jp/index.htm

幸手市観光協会:http://www.satte-k.com/index.html
  


車椅子の視線から お出かけ情報 熟年夫婦の田園生活