2014年4月 1日(火)晴
金さん&和さんは満願寺のしだれ桜を見て、次に同じ行田市にある
「さきたま古墳公園」の桜を見に行った。
嬉しいことに さきたま古墳公園の駐車場もそれほど混んでいない。
車椅子マークがある障害者などの駐車スペースに車を停めると
真っ直ぐに 丸墓山古墳(まるはかやまこふん)に向かった。
丸墓山古墳は、日本で最大の円墳として有名だという。
また この辺では桜の名所としても知られている。
昨年は3月26日に見にきたのだが 早過ぎてまだ咲き始めだった。
しかし、今年は違う。 着いた頃には、六,七分咲き?と思ったが
この日の暖かさもあって 時間が経つに連れて だんだんに咲いて
見頃になって行くのがわかる。(写真は 金さん&和さん)
丸墓山古墳には歴史との関連もある。
戦国時代・安土桃山時代のことである。 天下統一目前の豊臣秀吉の関東平定の際、この地の領主だった
忍城(おしじょう)の城主成田氏長は北条方で北条氏と共に小田原城で籠城したとき、家臣と農民らが忍城
に立てこもった。 このときの豊臣方の忍城攻めの総大将が石田三成で、その時に本陣を置いたのが この
丸墓山古墳だという。
そのような歴史の物語を想いながら ここの桜を見るのも一興だろうと思う。
なお、2012年の映画「のぼうの城」にもその辺の話しがでてくる。
この日は平日なので、幼児連れのお母さんが多いように見える。
ここの遊歩道は舗装されきれいに整備されているので 車椅子やベビ−カーを利用する人にも便利である。
また、丸墓山古墳と稲荷山古墳の間の広い芝生広場は、
中へ自由に入れるので、親子でバドミントンなどで遊んでいる
楽しそうな姿があちこちで見られた。(写真左)
満開の桜の下では、
どこかの町内会か何かの中高年の男女のグループだろうか?
仲良くお花見会をやっていた。
高齢な二人ずれも結構多い。
自由な時間がたっぷりある人たちには、
こういう公園が便利なのだろう。
芝生広場の中程で イーゼルを立て椅子にかけて絵を描いている年配の女性がいた。
近づいてみると素敵なパステル画である。
「自分も 昔のように こういう所で絵を描いてみたい」 と思った。
時間が過ぎるとともに 老若男女が、次々に集まってきていた。
カメラを構える人も大勢いた。
「春はいいなあ」
桜とともに時間がのんびりと流れていく。
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※ 参考
○さきたま古墳公園
○埼玉県立さきたま史跡の博物館
○行田市ホームページ
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