30年ぶりに兄姉と故郷へ

千曲川さかきPAのこでまりの花の前で
後方に上山田温泉が見える。
同上、和さん
晴れているので、国道19号線でなく久しぶりに更埴JCTで下りて山道を
行ってみようということになった。
山道といってもバスが通る道で舗装されていて走りやすい。
和さんも新緑の中を走って満足している。
途中で北アルプスを遠くに見ながらお握りを食べる。

さあ!もう少しで久米路橋だ!
国道19号線に出て信州新町の町並みを抜けてしばらく走ると牧野島城方面に上る狭い旧道が見えてきた。杉などの木立に囲まれた薄暗い道で子供の頃歩いた道だが今は歩く人に滅多にあえない。

城下町牧野島の家並みの切れるところにログハウスが建っていた。
昔、金さんの家があったところである。
甥のT君が建てたモノだ。
兄夫婦と姉夫婦が一足先についていた。
ログハウスといっても甥が車椅子でも使えるようにと
バリアフリーに建ててくれた。
木の匂いがしている。
ログハウスの北側に犀川に下りられる狭い道路がついていた。
子供の頃犀川に泳ぎに行くとき使っていた。
当時は歩いて通る道だったが、今は軽自動車なら走れるという。
50年も前のことが懐かしい。

犀川の向こうに大原が見える。
地名もだいぶ前に日原東に変わっている。
ここに兄、姉と一緒に来たのは、たしか父親の一周忌の時以来だから
30年以上も前になる。

(兄夫婦と姉と金さん)

リビングは結構広い。
その日と翌日、久しぶりに揃って帰った3兄姉夫婦に近所の人や
郷里の親せきの人が、おやきや家で採れた野菜を持ってきてくれた。
中を見て「まあまあ 立派にできているねえ!」と感心していた。
ここにログハウスができたので、これからはちょくちょく帰りたいと思う。
国道19号線が通る大原の山手に霧がかかっている。
ログハウスの西の坂道から和さんが写す。
ストーブがあるので、冬も暖かそうだ!
トイレはバリアフリーになっている
洗面台は車椅子のままでも使える。
浴室もバリアフリーだ。
南側と西側が車椅子のまま移動できるようになっている。
金さん&和さんはここからの眺望は好きだ。
眼下に犀川が曲がりくねって流れ、川の向こうに国道19号線も見える。
家の直ぐ目の前、道路の向こう側に「牧野島縄文遺跡」のクイが
立っていた。
金さんの子供の頃には無かったのだからまだ新しいモノらしい。