2008栃木喜連川温泉


○ 啓蟄(けいちつ)
今年の啓蟄(けいちつ)は3月5日でした。
啓蟄というのは、冬ごもりをしていた虫が気候が暖かくなると外に出てくる時期という意味ですが、気候が暖かくなると活動を開始するのは虫だけではありません。
春は福寿草 、カタクリ、梅、菜の花など、色とりどりの花が咲き乱れるので金さん&和さんは大好きな季節です。
また、春になると冬眠している動物たちも活動を開始するので、動物たちに負けてはいられません。密かにアクティブシニアを目指している金さん&和さんも2008年の活動を開始することにしました。
今年初めての旅行先に選んだのが、かんぽの宿栃木喜連川温泉です。この温泉には昨年10月に郵政民営化がされた時にも行っているので二回目になります。
かんぽの宿は昨年民営化されてから、一般の旅館やホテルと同様に、簡易保険の加入の有無にかかわらず利用できる施設として生まれ変わりました。(上の画像はかんぽの宿栃木喜連川温泉)
金さん&和さんが特に気に入っているのが、
@どこのかんぽの宿にもバリアフリーの部屋がある
Aたいていの所に貸し切りの家族風呂が整備されている
B民営化後もそれまでの料金水準を維持する予定という運営方針なので安く泊まれる
一般の旅館やホテルは、まだまだバリアフリーの考え方が希薄で、バリアフリーの部屋や段差を解消するスロープなどが少ない上に、トイレや風呂も車椅子の生活をする金さんには使いにくいのです。

喜連川温泉(栃木県さくら市)は、中央温泉研究所と藤田聡氏によって、嬉野温泉(佐賀県嬉野市)、斐乃上温泉(島根県仁多郡奥出雲町 )と共に「
日本三大美肌の湯」に選ばれていますが、喜連川温泉(栃木県さくら市)は、温泉の歴史が新しいのか? あるいは宣伝が下手なのか? 温泉に入った後いつまでも肌がすべすべしているという泉質が良いわりに、佐賀県の嬉野温泉ほど知られていないように思います。

民営化して競争が激しくなっているのでしょうか? 2月のまだ寒い時に栃木喜連川温泉から、毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニの「三大蟹食べ放題プラン」の案内状が金さんの所に届いていました。
カニ好きの金さん&和さんがこのプランに乗ることしたのです。息子も大のカニ好きなのですが、「3日間限定!」というプランがあいにく勤務日なので残念ながら参加できませんでした。
そこで、今年は金さん&和さんだけで楽しんでくることにしました。

(右の画像は届いた案内状)

せっかく出かけるのですから、今回の旅行では蟹を食べる楽しみの他に
1,高速道路(北関東自動車道)の栃木県内の出来あがり具合を見てくる。
2,烏山に足を伸ばし那珂川を見下ろす高台に立つという「クローバーステーキ」で肉料理を食べる。
3,途中の栃木の風景を見てくる。
という3つの楽しみ実現したいと思います。


○1日目 曇時々晴

金さんの家から東北自動車道を使うと約二時間半で栃木喜連川温泉に着けるので、今回は11時過ぎに出発しました。途中の上河内SAでトイレ休憩をし、軽いお昼にしました。
上河内のSAの障害者用駐車スペースが、以前に寄った時よりも広く整備されていました。
ここの、トイレとレストランは駐車スペースからだと、健常者は石段で上り、車椅子利用者だと長いスロープを使わなければならないので不便でした。
それが、障害者用の駐車スペースがトイレとレストランのある高い所に5台分できているのです。
この駐車スペースだと障害者には便利です。
お昼は金さんが味噌ラーメン、和さんが宇都宮ギョウザにしました。
(上の画像は上河内SAの障害者用駐車スペース)

それでも栃木喜連川温泉に2時頃着いてしまったので、直ぐ近くにあるお丸山公園に寄って見ました。春には桜の名所として知られているそうですが、この時季に観光客は少ないようです。
それでも展望台「スカイタワー」の近くにある足湯には、アベックの人たちなど何人か足湯を楽しんでいました。ここに喜連川物産センターがあり、鮎の塩焼きを焼いていたので「明日帰りに息子のお土産にしよう」と和さんが決めたようです。
(左の画像はお丸山公園にある足湯)


栃木喜連川温泉は今回もツインのバリアフリーの洋室が予約できていました。また、4時から家族風呂(介護機能付)の予約もしてあったので、少し休憩してから金さん&和さんで家族風呂を楽しみました。今回で2回目なので、家族風呂の時間配分がわかりゆっくり楽しむことができました。

夜の「三大蟹食べ放題プラン」の6時からのお客さんは15組でした。部屋はこのプランの客だけ、宿泊客のレストランと別の部屋でした。そこに15組のテーブルとイスが用意され番号札が掲示されていました。3種類のカニが盛られた皿の他に、先付け、刺身、煮物、釜飯、留椀、香物、デザートがセットになっています。
盛ってある皿のカニで足りない客は、別のテーブルに盛ってある皿(左の画像)から何度でも自分で持ってこれるようになっていました。何度か足を運ぶ人もいましたが、高齢の客が多いのでそれほど食べないようでした。
金さんが四肢麻痺なのでカニをカラから取れないので、和さんが二人分取るので大変そうでした。それでも、タラバを一度取ってきてもらいました。
金さん&和さんで赤のグラスワインを頂いたのですが、金さんが半分も飲めないので、残りは和さんのお腹に消えました。0.5対1.5二人の妥当な配分でしょうか(笑い)。
夕食後少し休んで和さんだけ大浴場にゆっくり行ってきました。金さんは一度家族風呂に入ったのっで、もう風呂には入りません。

○「将棋界の一番長い日」

それよりも、将棋の名人への挑戦者を決めるA級順位戦の最終局、「将棋界の一番長い日」といわれるている日なので、午前10時から一斉に行われている最終戦の全5局の結果が気がかりです。午後10時45分からNHKの衛星第2テレビで放送されるのを見たいと思いました。
次の3回の放送予定のうち
(1)午前9:40〜11:54
(2)午後3:00〜6:00
(3)午後10:45〜午前2:00
(2)は見られなかったのですが、(1)は、今日出発前に家で見ていたので、(3)を宿で見られたら見たいと思っていたのです。
日本将棋連盟に所属するプロ棋士の対局は、通常は棋士のスケジュールに合わせて、ばらばらの日程で指されることが多いA級順位戦ですが、最終局は他の対局結果に指し手が影響されてはいけないという理由で、一斉に行われる習わしになっているそうです。
今期の最終局の前
@今期(第66期A級順位戦)の最終局で、名人挑戦者が羽生2冠に決まるか?
A2名の降級は行方八段ともう一人が、佐藤棋聖か久保八段のどちらになるか?
が話題になっていました。
和さんは将棋がわかりません。それでも、金さんが週末テレビで対局を見ているのが目に入るのでしょうか、将棋と囲碁の棋士の顔と名前を何人か知っています。
最終局で、割合早い時間に羽生2冠が谷川九段に勝って8勝1敗となり、森内名人への挑戦者に決まったので、夜12時過ぎに金さんも寝ることにしました。

かんぽの宿  栃木喜連川温泉

〒329-1412 栃木県さくら市喜連川5296-1
TEL 028-686-2822
FAX 028-686-2827

○2日目 晴 

2日目は次の3つの楽しみを味合う日です。

1,高速道路(北関東自動車道)の栃木県内の出来あがり具合を見てくる。
2,烏山で那珂川を見下ろす高台に立つという「クローバーステーキ」で肉料理を食べる。
3,途中の栃木の風景を見てくる。


9時過ぎにかんぽの宿をチェックアウト料金は2名で25000円でおつりがありました。
かんぽの宿は、普通の旅館やホテルの料金よりも割安で利用できるので、これからもできるだけ利用したいと思います。。

最初にお丸山公園にある「喜連川物産センター」に寄って、息子のお土産にする鮎の塩焼きを焼いてもらいました。町を代表する観光スポットとなってるというお丸山公園もこの時季の観光客は少ないようです。
次にナビを烏山の「クローバーステーキ」にセットして栃木路をのんびりドライブです。金さんも免許証を更新していますが「危ないから運転しない方がいい」という、和さんと息子の意見に従って、今回も運転は和さん任せです。
かんぽの宿のあるさくら市喜連川から那須烏山市にドライブしている途中に立派な門がある家を見つけ和さんにデジカメで撮ってもらいました。それが一軒だけではなく街道沿いに何軒もあるのです。

那須烏山市では、山あげ会館と烏山和紙会館に寄って見ましたがどちらも運悪く火曜で定休日でした。
(右の画像は山あげ会館)

「クローバーステーキハウス」は、11時から14時までがランチタイムです。「少し早いかな!」と11時ちょっと過ぎに那珂川を渡って向こう岸にあるお店に行って見ましたがビックリです。
もう何台も自動車が停まっているではありませんか?
 
入り口のスロープが急だったのですが、お店の男性スタッフが車椅子を押すのを手伝ってくれました。中に入ると女性のスタッフが、「ご予約のお客様でしょうか?」と確認します。「予約はしていません」と和さんが答えると3組入れるテーブル席へ案内してくれました。ランチは¥950のハンバーグステーキからありましたが、金さん&和さんは¥1400のミックスグリルAを頼みました。じゅうじゅう焼きたての3種類のお肉に、サラダ、パンかご飯、味噌汁、コーヒーか紅茶が付いていています。金さん&和さんはコ−ヒーを頼んで、美味しくいただきました。
ここはお店のスタッフも親切だったので気持ちよくランチを楽しめました。
レジの横に待合室がありましたが、帰りには大勢の人が待っていました。和さんが雑誌のるるぶで探したお店でしたが、平日にもかかわらずこれほど人気があるお店が那須烏山にあるのに驚きました。機会があったらまた行ってみたいです。
(左の「クローバーステーキハウス」の画像は和さん撮影。ミックスグリルの画像は店のホームページからお借りしました。)


○クローバーステーキハウス
(STEAK&FRENCH RESTAURANT)
〒321-0611栃木県那須烏山市興野316-1
月曜定休


○帰路


お昼が済んだので後は北関東自動車道から東北自動車道に出て家に帰るだけです。
昨年12月に大洗に旅行した時に北関東自動車道の友部西I.Cから東水戸道路の水戸大洗まで走っていたので、今回は逆に北関東自動車道の宇都宮上三川I.Cから東北自動車道の栃木都賀JCTまで走ってみることにしました。
那須烏山から一般道を宇都宮上三川I.Cに向かう途中に、新しく道路を工事している場所があり、ナビが道に迷って同じ所に出てしまうところがありました(笑い)。

北関東自動車道は群馬県、栃木県、茨城県を縦に走る関越自動車道、東北自動車道、常磐自動車道を横につなぐルートを新設するものです。平成23年度の全線開通を目指して工事が進められているので、その進捗状況を見てみたいと思いました。

この高速道路は一部しか開通していないので、まだ空いていました。ただ、全線が開通するとどうなるか興味深いところです。

午後3時頃家に帰ると、犬3匹と猫2匹が嬉しそうに出迎えました。




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