晩秋の秩父ドライブ旅行



2014年の旅行

○ 秩父ドライブ旅行 11月12日(水)曇

 結婚記念日のある今月になって急に思い立ったのが秩父へのドライブ旅行だった。天気、宿の空き具合などから、この日朝の訪問リハビリが済んでから、昼頃家を出発するゆっくりした旅行である。テレビなどの情報では紅葉の見頃が長瀞あたりだということだが果たしてどうだろう。楽しみである。 国道125号、国道17号、国道140号を通り「道の駅はなぞの」で軽い昼食とトイレ休憩した。寄居から皆野寄居有料道路を行く。皆野で有料道路が終わるといよいよ秩父である。なるほど周囲に見える山々の景色や木々が赤や黄色で美しい。宿泊場所の「ファームシテイ農園ホテル」には午後3時頃到着した。
 農園ホテルには昔泊まったことがある。近年になってバリアフリーの部屋が出来ているというので、どんな?か、一度泊まってみようと思った。しかし、期待していた部屋は、バリアフリーの部屋と言いながらトイレに段差があるうえ狭いので車椅子のままでは入れない。妻の和さんといろいろ工夫して、持参した歩行器を折りたたんで使い何とか入れた。車椅子で自由に入れないトイレが付いている部屋はバリアフリーとは言えない。なお、一階に車椅子のまま使えるトイレがあったがやや狭く使いにくかった
 夕方、秩父に住んでいる金さんの姉夫婦がホテルにたずねてきて久しぶりに会えて嬉しかった。
 夕食は、秩父市街の夜景が一望できるレストランで和食の会席料理を選んで正解だった。グラスワインも美味しかった。
 翌朝の朝食は、レストランでバイキングだった。
 13日は朝霧(雲海)が見事だった。窓の外を見ても霧で何も見えない。少し経つと山並みが見えてきて秩父の市街地が雲海の中に埋まっている。そして、また一面霧に包まれる。そんな幻想的な風景が繰り返された。こんな雲海を見られて実に幸運だったと思う。

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 ホテルの窓から見た朝霧(雲海)   ホテルの窓から見た朝霧(雲海)   ホテルの窓から見た朝霧(雲海)
     
 霧に包まれるの秩父市街地 霧の晴れた秩父   秩父聖地公園

 13日は、先ず秩父ミューズパークに行って見た。秩父ミューズパークは埼玉県秩父市及び秩父郡小鹿野町にまたがる地域にある、埼玉県営及び秩父市営の公園である。総合保養地域整備法に基づき埼玉県、秩父市及び西武グループによりリゾート施設が整備されたと言う。
 「秋の紅葉シーズンのイチョウ並木がとても綺麗だ」と何かで読んだことがあったが、残念ながらイチョウ並木は落葉していた。自然環境に恵まれた広大な丘陵に、音楽堂や野外ステージ、ミューズの泉、展望ちびっ子広場などの芸術・文化施設、スポーツ施設があったが維持していく経費が大変だろうと思った。
 
秩父ミューズパーク
     
イチョウの葉とヒカンザクラ(緋寒桜)
 葉が落ちたイチョウ並木  秩父ミューズパーク
     
音楽堂  市街地から秩父ミューズパークへ  かんぽの宿 寄居で

帰りは皆野寄居有料道路を通らずに国道140号線で長瀞経由で帰ることにする。船下りで有名な長瀞の岩畳の近くにも行って見たが道路が狭いので車内から紅葉を楽しんだ。ただ、自分には何故か長瀞の紅葉の最盛期は過ぎている感じがした。
その後寄居かんぽの宿に寄り、昼食とトイレ休憩をとり午後3時頃家に帰った。


熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から