瓢箪から駒がでるように実現した北海道旅行


車椅子生活の金さんと、和さんの「新日本海フェリーで行く北海道旅行」は、瓢箪から駒がでるように実現した。それは、2005年5月に、敬くん&みっちょマンの結婚式に出席するため、飛行機で鳥取まで旅行したのがきっかけである。
6月初めのこと、金さんが、「鳥取旅行でまた自信がついたよ!」と言うと、和さんが、「こんど「カシオペア」に乗って北海道に行こうよ!」と応じた。
善は急げと、インターネットで「カシオペア」について調べ、和さんにJR栗橋駅に切符の申込みに行ってもらった。しかし、「カシオペア」は栗橋駅では取れなかった。駅員も「「カシオペア」は人気があるんですよ。」と言ったという。
ちょっとがっかりしたが「汽車が駄目でも、飛行機か船があるじゃないか」と考えた。
インターネットで北海道への船旅を探すと、新潟から小樽まで新日本海フェリーで行く方法と、大洗から苫小牧まで東日本フェリーで行く二つの航路がある。さらに詳しく船の大きさを調べると、新日本海フェリーの船が総トン数 18,225トン 、東日本フェリーの船が総トン数 13,539トンである。
車椅子の生活になってから初めての船旅である。少しでも大きい方が揺れも少ないだろうと新日本海フェリーで行くことにした。
出発は、息子が家にいる7月18日(月) 、帰るのは7月24日(日)に決めた。
船のダイヤをインターネットで調べると新潟発 → 小樽着が(月曜以外毎日 10:30発 → 翌日4:10着)になっている。 乗船券の受取は、出港の60分前(夏季は90分前)までに乗船港の窓口ですませることになるので、9:30までに新潟港に到着しなければならない。それには深夜に家を出発する必要がある。
和さんが深夜高速道路を走るのは危険だし、それに疲労が旅行に影響しないように考えて、乗船日の前日は新潟に泊まることにした。

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『熟年夫婦の田園生活』     『車椅子の視線から』