○柔軟(フレキシブル )な計画 四肢マヒで車椅子の生活をしている金さんと、和さんの旅行である。 ゆったりと余裕のある旅行にしたいと思った。そのため、@船の予約A宿の予約だけ済ませ、どこを見るかなど具体的な計画は、北海道に着いてから、二人の体調や天気を見て決めようと相談した。 ○少しぜいたくに 車椅子の生活になってからはじめての長い船旅である。 金さん&和さんともに、@ゆれによる船酔いは大丈夫か?A乗り心地による疲れはどうか? を心配した。その予防策として、少し高く付いたのだが、個室の良い部屋を取った。 もう一つの問題は、北海道についてからの移動をどうするかだった。最初はレンタカーを借りることも考えたが、金さんが普段乗り慣れているホンダのオデッセイを積んでいくことにした。 ○ 行動開始 早速、6月17日(金)にインターネットで情報を調べて金さん&和さんで相談し、その日のうちにインターネットと電話で予約を済ませる。 ○インターネットと電話で「新日本海フェリー」の船の予約 @往路の予約 ・運航便 新潟港 10時30分発 → 小樽港 (2005年07月20日 04時10分)着 A復路の予約 ・運航便 小樽港 10時30分発 → 新潟港 (2005年07月24日 05時30分)着 ※往復とも(バス・トイレ・洗面所・テレビ・テラス付きの)特等Aの部屋を予約した。 ○新日本海フェリーから折り返し次のようなメールが届いた。 2005.6.17
※金さんが問合せへ、返事のメールを出す 2005.6.17
(戻る) ○インターネットと電話で宿を予約 6泊7日の北海道旅行は、そのうち2泊はフェリーの中で、1泊は新潟港を10:30に出航する のに間に合うように新潟に泊まるので、北海道での宿泊は3泊である。 6月17日に、金さんがインターネット、和さんが電話と分担して4泊の宿を予約した。 @2005.7.18(月)新潟:新潟フェリーターミナルに比較的近い「メルパルク新潟」の 洋室ツインを電話で予約 \8000(一泊2食付のセット)×2 A2005.7.20(水)小樽:朝里温泉にある「かんぽの宿(朝里荘)」の バリアフリールームを電話で予約 ¥7800×2 B2005.7.21(木)札幌:「札幌サンプラザ」 身障者用ツインを電話で予約 ¥15,000(2人で) C2005.7.22(金)小樽:「ヒルトン小樽」の オーシャンビューダブル(32平米)★おいしい朝食付 ¥14100×2 (金曜、土曜は割り増し) を じゃらんnetで予約 ※北海道最後の夜をゴージャスに締めくくることに! (※7月19日と7月23日は新日本海フェリーの船中泊) ○札幌の友人とインターネットで会う約束をする 金さんが東京都に勤めていた頃の先輩が退職後に札幌に帰っているで、メールで札幌サンプラザに来てもらう約束をした。 ○旅行に必要な物を用意 薬、四点杖、携帯用血圧計、携帯用トイレ、車椅子のバッテリー充電器、携帯電話・充電器、デジタルカメラ・電池、着替え、洗面セット、昭文社の雑誌「まっぷる」の「札幌、小樽、富良野」、るるぶの「北海道」、自動車のCD(歌謡ポップス全集、ハイウェイカード等を準備した。 (戻る) |
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