瓢箪から駒がでるように実現した北海道旅行



新潟〜小樽航路の出航時間は午前10時30分である。障害者の金さんは7月19日(火)の午前9時前に新潟フェリーターミナルに着いていなければならないので、前日に新潟で泊まることにして新潟フェリーターミナルに比較的近い「メルパルク新潟」を予約した。

○さあ出発!

夜勤明けの息子が帰ってきたので、留守を頼んで入れ違いに出発した。10時を過ぎていた。最寄りの加須I.Cから東北自動車道に入り一路北へ向かう。途中都賀西方PAでトイレ休憩をとった。
ここの駐車場で目についたのが、障害者駐車スペースが広がっていたことである。
略称
「ハートビル法」正式名称が「高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律(平成六年六月二十九日法律第四十四号)」ができてから、わが国でも目に見えて障害者駐車スペースなど高齢者、障害者等の施設の整備が進んでいるのは嬉しいことである。北海道でもそれを感じた。
心から願うのは、できれば、施設の整備と並行して、障害者駐車スペースをついうっかり利用する心ない健常者がいなくなることである。


那須高原SAで昼食にした。ここのレストランで食べた麺類は美味しかった。
郡山JCTで磐越自動車道に入り新潟へ向かった。家から関越自動車道を利用してで新潟へ行くのと距離は大体同じようだが、家から関越自動車道に入るまでの時間がおよそ一時間半かかるので、こちらの方が時間は早く着いた。
以前に郡山JCTから磐越自動車道で猪苗代磐梯高原までは、走ったことがあるが、そこから新潟までは初めて走るコースである。金さんは「新潟は高速道路の整備が進んでいる」という先入観を持っていたが、意外と中央分離帯のない対面交通の区間が多いので驚いた。
往路は東北自動車道、磐越自動車道を使って行ったので、復路は関越自動車道で帰ろうと金さん&和さんで相談した。

午後3時前にメルパルク新潟に着いた。



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『熟年夫婦の田園生活』     『車椅子の視線から』