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○ 1日目
天気の悪い日が続いたので気がかりだったのですが、幸運にも両日とも晴れて絶好の旅行びよりになりました。 金さんの兄は千葉県流山に、姉が埼玉県秩父に住んでいます。金さんが脳出血で倒れるまで、兄や姉とは毎年順番にそれぞれの家に夫婦で集まる習慣ができていました。その習慣が崩れたのは金さんが脳出血で倒れてからです。 今回皆で一泊旅行に出かけることになったのは、女性陣もゆっくり食事を楽しんで温泉に入りながらおしゃべりするのには旅行が一番と意見が一致したからです。宿泊は金さん&和さんが会員になっているジャパントータルクラブのホテルジャパン日光にしました。ここだと、皆が集まりやすいからです。 3時に現地集合でしたが、兄夫婦は車の運転をしないので、東武日光駅で待ち合わせて金さん&和さんが乗せていくことにしました。 22日(木)は予報通りの良い天気です。金さん&和さんは何度も行っている所なので、寄り道の予定はありません。のんびり11時過ぎに家を出発しました。東北自動車道の大谷PA (パーキングエリア)でいつものようにトイレ休憩、宇都宮ICから一般道に出て、今市で美味しいお蕎麦を食べてから日光に向かうことにしました。 この日、金さん&和さんが目指すお店は雑誌『るるぶ』で見つけた水無し湧水庵(みずなしゆうすいあん)」です。 国道119号にお店の旗が出ていたので左折して右側にビニールハウスを見ながら林を過ぎるとお店が見えました。 昼時なので駐車場には10台以上とまっています。順番まちのお客さんが、入り口に置いてある予約ノートに名前を書いて待っています。お店の人が、「お客さんはイス席がいいですね?」とイス席が空くのをみて声をかけてくれました。イス席とこあがりの席があるのでそれほど待たないで食べられました。 もりそば(550円)と、かきあげ(100円)がセットで一人650円でしたが、もりそばもかきあげも美味しかったです。特にかきあげの大きいのに金さんも和さんも驚きました。また行って見たいお蕎麦やさんです。 ※ 水無し湧水庵 年中無休 営業時間AM11:00〜PM3:00 住所 日光市水無309 電話 0288−26−3355 お蕎麦お食べてから、「日光杉並木」の側を通って兄夫婦が待つ東武日光駅に向かいました。途中の「杉並木公園」でトイレに寄りました。ここは車椅子で利用できるので便利です。 駅前広場で二人を乗せ大谷川(だいやがわ)に架かる霧降大橋を渡ります。そこから別荘やペンションを左右に見て坂道を上って行くと、上りきった所にホテルジャパン日光のゲートが見えてきました。 約束の3時まで少し時間があるので、ホテルに入る前に広大な敷地内の自動車で行けるところを回ってみました。(ペットを連れて宿泊できるログハウスや夏にオートキャンプができるバンガローがあるところや、それに隣接する日光霧降カントリクラブのクラブハウスのあるところなど) 敷地内は新緑がいっぱいで、道ばたに山ツツジが見事に咲いていて、その調和が見事でした。 3時過ぎに全員がそろいフロントでチェックインしてから、金さん&和さんは洋室の部屋に、兄と姉夫婦がセミスイートの部屋に入りました。ホテルジャパン日光はバリアフリーのホテルではありません。車椅子のまま入れる部屋は限定されるからです。 夕食は6時からに洋食にしました。女性3名だけグラスワインを注文、8時近くまで話が盛り上がりました。食事の後で場所を変えて話の続きです。金さんが疲れるからと部屋に戻ったのは9時半を過ぎていました。 |
熟年夫婦の田園生活 | 車椅子の視線から |