秋の高原のドライブは良いですね。
金さん&和さんで、2008年10月13日(月)から16日(木)まで墓参りと紅葉狩りを兼ねて金さんの故郷信州(長野県)に旅行してきました。
墓参りは信州新町の興禅寺です。例年のように甥の敬くんが建てたログハウスに泊まりました。実家の跡地に車椅子でも使えるようなログハウスを建ててくれたので、墓参り行った時などに泊まることが出来ます。今年も親戚のおばあちゃんたちにも会えて嬉しかったです。
信州新町の帰路、「かんぽの宿草津」に宿を取り、志賀草津高原ルートと浅間白根火山ルートの紅葉ドライブを楽しんできました。何年か前に湯田中温泉までは行ったのですが、志賀高原に上るのは久しぶりです。紅葉の時季なので混雑するかも知れないと危惧したのですが心配は杞憂でした。湯田中温泉の所も、昔は川を挟んだ向こうの湯田中温泉郷側を通りましたが、長野オリンピック開催に合わせて整備された「オリンピック道路」とよばれる国道292号線が川を挟んだ反対側を通るので快適に走れるようになっていました。
10月11〜13日の三連休に紅葉狩りを済ませた人が多かったのでしょうか?志賀高原の道路はどこも「空いていて走りやすい」と運転する和さんが言っていました。
志賀草津高原ルートには、日本の国道最高地点(標高2172m)があるように高地を走るので、白根火山の駐車場辺りでは、気温もかなり低く、この日も自動車の外に出るには上着が必要でした。エメラルドグリーンで有名な白根山の湯釜に上る道は、コンクリートで整備されているように見えました。今回は車椅子の金さんは勿論、和さんも湯釜の見えるところまでは上りませんでした。
直前の10月12日(日)に志賀草津高原ルートを通った金さんの姉夫婦の話では、志賀高原のどこの駐車場も「自動車を止められないような猛烈な混雑だった」と聞いていましたが、10月15日、16日の平日はどこも空いていて良かったです。
志賀高原の紅葉もちょうど見頃で快適なドライブが楽しめました。
今年は台風の影響も無く、気温も急に下がった為に、志賀高原は紅葉の当たり年で、ここ数年で一番の紅葉シーズンになったようです。
これも金さん&和さんに取って「ラッキー!」と言えるでしょう。
長野県側の志賀高原は紅葉の盛りでしたが、群馬県側の白根山から草津へのドライブコースは大きく異なります。有毒ガスが発生する殺生河原までは、クマササの他にほとんど木々がありません。クマササのグリーンだけが山肌の色と見事なコントラストを見せていました。
志賀草津高原ルートドライブでは、長野県側と群馬県側の一変する景色を見比べるのも楽しみの一つでしょう。
「志賀高原側は紅葉の盛りなのに、横手山を通って下りて行く群馬県側はクマササのグリーンだけ」というのは対照的で金さん&和さんにとって忘れられない風景になりました。
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秋の高原ドライブは天気予報を見ておくのが大事だと思います。白根火山の駐車場では気温が低く、自動車から下りる人は殆どの人が上着を着て下りていきました。感心したのは志賀草津高原ルートにはトイレそれも身体障害者用トイレが整備されていたことです。さすがに国立公園だけあるな!と思いました。
※参考(以下は環境省のホームページの上信越高原国立公園の説明にのっています。)
上信越高原国立公園は、群馬、新潟、長野の三県にまたがり、面積としては大阪府ほどの、日本で2番目の広さを持つ国立公園です。
本公園の特徴は、白根山や浅間山のような活火山、志賀高原のような高層湿原など豊かな自然的要素に加え、神社を有する戸隠高原など歴史的要素のほか、スキー場、キャンプ場、温泉など野外レクリエーション的要素を有しています。
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