浅間白根火山ルートドライブ
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2008年10月16日(木) 

2008年10月15日(水)は、志賀草津高原ルートで長野県から群馬県の草津温泉に出てかんぽの宿に泊まりました。関東地方のかんぽの宿をすべて泊まってみたいと思っている金さん&和さんにとって草津かんぽの宿は初めてです。志賀高原の紅葉を楽しみながら草津温泉に下りて行ったのですがどこも空いていたので思いの外早く着いてしまいました。まだ午後2時と早いので宿に入る前に温泉街の中心にある草津温泉のシンボル湯畑に行ってみることにしました。
ただ、草津温泉街は坂道も多く狭い上に工事もやっていたので、なかなか目的地の湯畑に到着しません。ようやくたどり着いたのですが、停められる駐車場がないので湯畑を車椅子でゆっくり見ることをあきらめ自動車の中から見て通り過ぎました。
ベルツの森を過ぎて少し行くと草津かんぽの宿が森の中に見えました。そこは草津温泉の温泉街から離れた標高約1,100mの所だそうです。周りの木々も所々紅葉していました。

○草津かんぽの宿

予約した身障者対応客室(写真左)は広くて使いやすかったです。他の地区にある身障者対応客室にある畳敷きのコーナーは車椅子の生活をする金さんには使いにくいと感じていましたが、ここには畳のコーナーがありません。その分部屋が広く感じられます。金さん&和さんはこのつくりの方が良いと思います。
利用料金が50分で1,050円の貸切風呂(写真右)が身体障害者手帳を持っていると無料で使える(他のかんぽの宿と同じ)ので、夕食前と翌朝食後の2回利用しました。源泉かけ流しの天下の名湯“草津温泉”が金さん&和さんで貸し切りで入れたので嬉しかったです。広くはありませんが、身体障害者や高齢者など入りやすいように手すりが付いているし、湯船の周りにも手すりがあるので移動もしやすいと思いました。かんぽの宿の貸切風呂でも、草津以外のところで、湯船の入り口の片側だけにしか手すりが付いていない施設も見受けられるますが、これは、身体障害者の右麻痺と左麻痺で使いかってが違うことを、施設の設計者が認識していないと思わざるを得ません。整備するならそこまで配慮して整備して欲しいと思います。

夕食は「秋の雅(みやび)膳」(写真左)を注文しました。紅葉鯛と松茸のしゃぶしゃぶ、特選黒毛和牛のステーキなど、秋の味覚が一杯で美味しかったです。グラスワインが無いというので和さんがハーフボトルの赤を一本注文してくれました。

夕食後にかんぽの宿から湯畑見学ツワーのバスが出ると言うので、和さんだけが行ってみることにしました。13人参加者がいるうち、一人で参加したのは和さんだけだったそうです。金さんは車椅子なので残念ながら部屋で留守番していました。

朝食は地元の高原野菜をメインにしたバイキングでした。金さんはパンとコーヒーをいただきましたが、コーヒーを入れる所が混んでいました。ドリップ式なので美味しいコーヒーが入れられるのはわかりますが、コーヒーが落ちる速度が遅く時間がかかり過ぎるので、落とす器械を増やすなどの改善をしてもらいたいと思います。

○浅間白根火山ルートドライブ

10月16日(木)は、9時から予約した貸切風呂に入浴後、10時前に宿を出ました。昨日下りてきた白根山への道をゆっくり上ります。空は青く雲一つ無い快晴です。「ついているね」和さんにいうと、「先ほどカメラを持った人が今日の白根山は雲が無いので良い写真が撮れないねと嘆いていたよ。」と言うので二人で笑いました。道路はこの日も空いていて金さん&和さんには絶好のドライブびよりになりました。
草津と志賀を結ぶ国道292号線の中間地点にある白根山は、標高2161mの活火山です。今日も観光客が湯釜を見ようとゾロゾロ上って行くのが見えましたが、金さん&和さんはそこを通り過ぎて、紅葉を見ながら万座温泉に下りて行きました。
万座温泉から軽井沢へは万座ハイウェーと鬼押ハイウェーを気持ちよく走りました。万座ハイウェーと鬼押ハイウェーのドライブ途中の休憩には、眺望のよい「浅間六里ヶ原休憩所」が利用できます。
この辺りの道路は駐車禁止なで、煙を吐いている浅間山もココに駐車して撮影するのが良いでしょう。金さん&和さんは前に来ている鬼押出し園素通りし、「浅間 六里ヶ原休憩所」でカメラとトイレ休憩して、碓氷軽井沢インターから再び上信越自動車道に入ることにしました。
そして、横川サービスエリア(SA)でトイレ休憩して、息子のお土産に釜飯を買って帰りました。家に着いたのは午後3時半頃でした。4匹のワンちゃんと2匹の猫ちゃんが嬉しそうでした。

和さん安全運転ご苦労さんでした。

草津温泉湯畑 草津温泉湯畑 志賀草津高原ルート
志賀草津高原ルート 志賀草津高原ルート 万座ハイウェーで牧場が見える
浅間山 鬼押ハイウェーで見た浅間 上信越自動車道で見た妙義

2008年の信州への旅行も志賀草津高原ルート、浅間―白根火山ルートの高原ドライブで紅葉を見て終わりました。金さん&和さんも60代半ばなので、和さんの運転でいつまでドライブ旅行ができるかはわかりません。ただ、「やれる間は楽しい旅行をしたいね!」と二人で話しているところです。



  




熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から