○ 1日目 三春の滝桜(画像をクリックすると大きくなります)
1日目 4月13日(月) 晴 2009年の桜前線も青森まで進んだようです。 4月13日(月)と14日(火)に、金さん&和さんで福島県の「三春の滝桜」と「大内宿」を訪れ楽しい旅をしてきました。 今年「三春滝桜に行こう」と決めたのは、昨年、日本で一番古い桜と言われている(樹齢2000年ともいわれる)山高神代桜(やまたかじんだいざくら)を山梨県北杜市に訪ねたからです。山高神代桜の老木はどっしりとまるで岩から幹が伸びているようでしかも見事な花を咲かせていました。それに感動した金さん&和さんは、今年「山高神代桜」と岐阜県本巣市にある「根尾谷の淡墨桜」とともに日本三大桜の一つである「三春滝桜」を福島県田村郡三春町に訪ねることにしました。 泊まりがけの旅行まして花見を兼ねている旅行はお天気に左右されます。また、車椅子で泊まれる宿は限られているので、かなり前から宿を予約しておかなければなりません。今年は東京で桜の開花予想が早かったので福島も早くなるだろうと予想して、4月13日(月)に「かんぽの宿 郡山」のバリアフリーの身障者対応客室を予約しました。ところが、3月末になって日本周辺に予想外の低気圧の停滞があり、桜前線が足踏みしてしまい少し慌てました。しかし、幸運にも4月になってからお天気が続き一安心です。 旅行に備えてインターネットで三春の滝桜の開花情報を毎日見ていると、4月10日開花、11日三分咲き、12日五分咲きと順調のようです。このぶんだと金さん&和さんが予定する13日の三春の滝桜は見頃になっているかも知れません。 4月13日(月)晴 7:15 和さんの運転で家を出発加須インターから東北自動車道に入り一路北上です。8:00頃 上河内SAで休憩(トイレ、お茶)しました。次に休憩したのは、東北自動車道の郡山JCTで磐越自動車道に入りいわき方面に向かって三春PAでした。三春滝桜は五分咲きと情報が出ていました。「五分咲きでは少し早いかな?」と思いましたが仕方がありません。 和さんが事前に調べておいた船引三春インターで高速道を下りて、国道288号から滝桜までのメインルートを南下しました。インターの料金所にわかりやすい観光地図が置いてあったのでもらいました。平日で満開前なのが幸いしたのでしょうか?道路も空いていたし、障害者用駐車スペースもまだ空きがありました。もっとも滝桜を10:15〜11:15頃までゆっくり見て、駐車場を後にするときは、満車で少し遠い駐車場に誘導されていました。駐車場の近くに車椅子用のトイレもありました。 滝桜の近くまで行くにはつづら折りの坂道を下りていきます。車椅子では直ぐ近くまでは無理なので和さんに写真をまかせて、金さんは近くの安全な場所で待っていました。 金さん&和さんでしばらく満開の桜を鑑賞し、上りの舗装された坂道を電動と和さんの手押し併用で上る途中で「幸せですね!」と、老夫婦が声を掛けてくれました。 他にも車椅子の観光客がたくさんいました.。 他の人から見ると車椅子を押してもらいながらお花見をする金さんが幸せそうに見えたのでしょうね。 最近の観光地は、バリアフリー化が進んでいるので、車椅子の生活をしている人が以前よりも出かけやすくなっているのでとても嬉しいです。 三春の里田園生活館 滝桜の後、和さんが案内所で車椅子で利用できる食事の出来る場所を聞いてきました。 もらった地図にも出ている「三春の里田園生活館」を教えてもらい行ってみました。 11:50〜12:50頃まで、三春の里田園生活館で昼食です。 和さんは 天ざるうどん(冷)・・・900円を、 金さんは 田舎御膳 ・・・1,200円 を食べました。 (左上の写真は田舎御膳・この写真は三春の里田園生活館のホームページよりお借りしました) (右上の写真は天ざるうどん) (下の3枚の写真は三春の里田園生活館)
とホームページに出ていました。 地元でとれる素材はどれもなかなか美味しくいただけました。 「さくらの公園」 昼食の後、13:00〜13:40頃まで 3000本の桜があるという「さくらの公園」に行きさくら湖が見える広い公園内を車椅子で散策しました。 まだ若い桜が多いのですが年数が経つと見事な桜の公園になること間違いありません。 ※ 参考 三春町のホームページ 三春インターから磐越自動車道に入り、この日の宿「かんぽの宿 郡山」へ15:00頃到着しました。「かんぽの宿 郡山」の敷地内にある桜も満開でした。チェックインを済ませて部屋に行きお茶を飲んでから、金さんはしばらく昼寝、和さんは大浴場へ行きました。16:00から、和さんが金さんを家族風呂(予約制)に入れなけらばならないので、その前にゆっくり入って疲れをとっておこうというのでしょう。 家族風呂は、車椅子の生活の金さんにはとても使いやすくゆっくりと気持ちよく入れました。介護する和さんも「入れやすい」と言っていました。 左上の写真は「かんぽの宿 郡山」の身障者対応客室(かんぽの宿 郡山のホームページよりお借りしました) 右の写真は「かんぽの宿 郡山」の家族風呂 下の写真は「かんぽの宿 郡山」と敷地内の桜 4月14日(火)の朝食は7時にレストランで バイキング料理です。金さんはパンで洋風を、和さんはご飯で和風にしました。朝はあまり食べられないので、バイキング料理は金さん&和さんに合っています。 かんぽの宿郡山の二人一泊二食付き宿泊料金は24000円を少し超えました。 ※ 参考 かんぽの宿 郡山のホームページ |
熟年夫婦の田園生活 | 車椅子の視線から |