黒磯の古い親せき
兄夫婦を黒磯駅まで迎えに行ったときに、和さんが「駅から近い親せきに寄ってみたい」と言うのです。その家は江戸時代末期に名主をしていた和さんの曾祖父の兄弟が分家した家で、明治の中頃に黒磯の開拓地に移り住んだものです。和さんも子供の頃お祖母さんに連れられて来たことがあるそうです(60年近い前?)。駅前の駐車場に車を止めて金さんだけ待っている間に、和さんが手土産を持って今は洋品店をやっていると言う親せきの家を探しに行きました。
「わかるかなあ」と心配していましたが、直ぐに見つかって店にいた和さんの父親の又従兄弟(またいとこ)の老夫婦とお話が出来たそうです。古い親せきですが、「今度の旅行の途中で訪ねられて良かった」という和さんの感想でした。
旅行から帰って和さんが埼玉県上尾市に住んでいる家の昔をことをよく知る叔母さんに電話していました。叔母さんは80歳を過ぎているのに元気で、今年も友人と善光寺のご開帳と渋温泉に行ってきたそうです。和さんの話しを聞いて「それはよいことをしたねえ、私も元気なうちに黒磯の親せきに行ってみたい!」と話していたそうです。
今回の旅行で話題になることを一つ紹介しました。
|