乗鞍高原と高山への旅

2009年9月30日(水)から10月3日(土)まで金さん&和さん夫婦は三泊四日のドライブ旅行を楽しんできました。宿泊地は金さんの故郷長野県信州新町と、乗鞍高原、高山市の三カ所です。初日は信州新町に甥の敬くんが建てたログハウスに一泊、乗鞍高原では「休暇村-乗鞍高原」に泊まり、高山では「高山グリーンホテル」に一泊してきました


一日目 2009年9月30日(水) 曇時々雨   (信州新町でログハウス泊)

旅行の時はいつものことですが金さん&和さんの旅行は無理をしません。出発時間もゆっくりです。今回も8時頃出発しました。家から国道125号で熊谷市を経由して関越自動車道の花園ICまで行き高速道路に入ります。いつものように寄居PAで最初のトイレ休憩しました。次の上里SAの方が大きくて健常者には便利ですが、障害者や高齢者には障害者トイレが比較的に空いている寄居PAの方が便利だと思います。
休憩後しばらく走り藤岡JCTで関越自動車道から分かれて上信越自動車道に入り長野方面に向かいました。次の休憩予定地長野県坂城町の千曲川さかきPAまで120キロほどあります。今回はお天気があまり良くなくて浅間山の頂上は見えませんでした。
土曜と日曜、祭日以外はETC休日特別割引 の対象外だからでしょうか?高速道路の混み具合もそれほどでもありません。比較的スムースに走れました。千曲川さかきPAはトイレと自動販売機だけのシンプルなPAなので空いています。PAエリア内に高速バスの「千曲川さかきバスストップ」が併設されていてPAの敷地外にバス利用者用駐車場が設けられています。このPAから千曲川や伝説で知られる、冠着山(姨捨山)、上山田温泉がよく見えます。
千曲川さかきPAでトイレ休憩のあと長野ICで上信越自動車道を下り国道19号にでました。松本方面に20キロ程行くと信州新町です。
町内を通る国道19号線沿いにはジンギスカンのお店がいくつもあり、ジンギスカン街道と呼ばれています。数年前に新しく車椅子で利用できる焼肉レストランむさしや」ができたと言うので通るたびに気をつけていたのですがあいにくいつも定休日でした。今回は事前に定休日を調べて行ったのでようやく美味しいジンギスカン料理を食べることができました。
(上の写真は信州新町に甥の建てたバリアフリーのログハウス)
(右の写真はレストラン「むさしや」クリックすると同店のバリアフリーのトイレ)

※ レストラン むさしや
※ 信州新町ジンギスカン街道店情報
※ 信州新町ホームページ
   信州新町は平成22年1月1日付けで長野市へ合併することになった。

故郷信州新町での目的は墓参りと親せきへのあいさつです。ログハウスが出来てから毎年一回は帰郷して墓参りをしています。その折に親せきにも寄って
話しをしてくるのですが、親せきの人たちも年々歳を取っていてなかには子供と一緒に暮らすために故郷を離れる人もいるので、これからも帰郷した時にはできるだけ寄って話してくるようにしたいと思います。
ログハウスのある集落では米が殆どとれません。そのため、今年も、埼玉の家でとれたコシヒカリの新米をお土産に持って行きました。お返しに地元でとれたカボチャや果物、クルミなどをいただきました。
(写真右は車まで金さんに会いに下りてきた親せきのおばあちゃんを家まで送る和さん。おばあちゃんは九十歳を超えているのですが、今回寄ってきた親せきのうちでは一番標高の高い所で一人暮らしです。娘が同じ町内に嫁いでいます。)


 コーヒータイム

金さんの故郷の信州新町は平成21年で無くなり平成22年1月1日付けで長野市になるそうです。金さん&和さん夫婦が住んでいる埼玉県の大利根町も平成22年3月に合併して加須市になる予定です。
平成の大合併などと呼ばれる一連の動きの延長にあるのですが、「平成の大合併」は基礎的自治体である市町村の役割を見直して進められているのではありません。金さんの目には、ただ財政上の理由から合併が進められているように思えてなりません。市町村の財政状況を自立が難しい制度にしたままに合併が進められるのは、地方自治の観点から見ても実に悲しいことです。自治体は大きくなればなればなるほど地方自治の原点である「住民の住民による住民のための政治」が難しくなるのですから。
 

 





熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から