雪の信濃路ドライブ旅行

帰路
やはり家が良い

 長野県の天気
 やはり家が良い


○ 長野県の天気

   

3月9日(火)の長野県の天気予報は曇から雪である。
気温も低い。
夫婦で相談して午前中に長野県から群馬県まで移動しようということに決まった。
天気次第で佐久にでて帰ろうという和さんの案は次回に持ち越しとなった。
鹿教湯温泉から一番近い上信越自動車道の
インターチェンジ(I・C)は東部湯の丸である。
ナビをセットして9時頃には旅館をでた。
鹿教湯温泉のみやこ旅館から東部湯の丸のI・Cまで30分ぐらいで行けた。

     


東部湯の丸のI・Cに入ると、
上信越自動車道は少し雪が積もっている。
通行している車も少ない。
軽井沢に近くなると雪はより
降ってきた。
この辺は長いトンネルが
多くこんなときには助かる。
それにしても信州は寒いし雪も多い。
昔金さんが子供の頃は
もっと雪が多かったことを思い出した。

寒いとは言え信州の冬の気温はゆっくりではあるが確実に上がっている。
今度の旅行でも、進んでいる地球の気候の変化を強く感じた。


群馬県に入って甘楽パーキングエリア(PA)でトイレ休憩をした。
長野県からの帰りに甘楽PAに寄るのは初めてである。
雪が降っているので便座が冷たいのでは?と心配したが
嬉しいことに身障者用トイレの便座は暖かく使いやすかった。

甘楽町は世界遺産登録へ向けた動きがある富岡市の隣町である。
パーキングエリアで赤い煉瓦がふんだんに使われているのを見て
金さんは富岡市の旧富岡製糸場を思い出した。

甘楽PAで最後の休憩をして
上信越自動車道から関越自動車道に入り花園ICで降りて、
国道140号にでる。
どこからだろう?
いつの間にか雪が雨に変わっている。
ここまで来れば家までは90分ぐらいで行ける。


○ やはり家が良い

家には午後3時頃についた。雨は小降りになっていた。
ワンちゃんが大きな声で一斉に鳴き出した。
和さん運転と介護ごくろうさまでした。

家に着くと金さんはトイレを済ませてからいつものようにベッドで一休みした。
夕方、広くはないが使いやすいバリアフリーの風呂に入りながら
「やっぱり家が良いなあ!」
金さん&和さんで、顔を見合わせて大笑いした。
今回も良い旅だったけれど、
しょせん旅は、家の良さを再確認するするために行くのかも知れない。

 

 


熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から