○ うどんやのおやじさん
2010年3月8日(月曜日)
無言館から県道65号上田丸子線にでて鹿教湯温泉方面に向かう。
途中の平井寺トンネル(有料普通車¥200)を抜けると上田市から松本市に通じている国道254号の荻窪交差点である。
そこを右折して少し走ると左側にうどん店があった。駐車場が広いのでトラックなども寄るのだろう。
和さんに押してもらい車椅子で入り口まで行ったが困ったのが入り口の段差だ。
金さんが乗っているので和さん一人の力では車椅子を上げられない。
和さんが店の人に声ををかけると、おやじさんが気持ちよく手伝ってくれた。
おかげででぶじ中に入れた。
店内ではストーブを赤々と燃やしている。
こういう寒いときには暖かいうどんが食べたい。
金さんは肉うどん、和さんは天ぷらうどんを注文した。
「ここから鹿教湯温泉までどれくらいかかりますか?」 と、訪ねると
「5分ぐらいだよ」とおやじさんが教えてくれた。
お昼時を過ぎているからだろうか? お客は金さん&和さんだけである。
暖かいうどんを美味しく食べて、もう一度手伝ってもらって店外に出た。
○ バリアフリーの宿「みやこ旅館」
鹿教湯温泉は10分足らずのところにあった。
今日の宿である「みやこ旅館」も直ぐに見つかった。
しかし、二時前である。さすがにチェックインは早すぎるだろう。
金さん&和さんで相談して、最初に泊まる予定にしていて予約の取れなかった「齋藤ホテル」の位置などを
見てみようと温泉街の奥の方まで行ってみた。それから戻って「みやこ旅館」に行った。
(左の玄関の写真はみやこ旅館のホームページからお借りしました)
みやこ旅館の入り口は狭い上に階段がある。
和さんが入り口の脇に自動車を停めてフロントに確認に行く。
車椅子が入れるところは直ぐ横手の道を入った旅館の横にあるという。
教えてもらったスロープのある玄関に回ると、駐車場とスロープの入り口がある。
そこに若主人が待っていて中へ案内してくれた。
案内された部屋は302号室である。
旅館のホームページに「コンフォートツイン302号室・車椅子対応室(禁煙)」と照会されている部屋である。
平成19年4月にリニューアルされた部屋なのだろう。
新しくて広い。(写真左は部屋から見える外の雪景色)
リビングやベットルームなど部屋全体を畳敷きにしてあるのも嬉しい。
部屋の檜風呂には温泉が引かれているというが、
別に家族風呂が2つあり、新しくできた家族風呂 「南角(みなみかど)」は、
車椅子で脱衣場まで入れて広くゆったり使えるという。
少し休んでから家族風呂 「南角(みなみかど)」を利用してみた。
洗い場は畳敷きなのが良い。
手すりが浴槽の一番奥に付いているだけなので、右手に四点杖をつき和さんに左手を引いてもらって
奥に行き身体を洗ってから浴槽に入った。
前日の上山田温泉では温泉に入れなかったので、特に嬉しかった。
みやこ旅館の、家族風呂 の利用料が無料なのも嬉しい。
食事は、夕食、朝食ともに部屋へ出してくれるのも嬉しい。
かんぽの宿などでは朝食がバイキングで食べ放題になっている。
金さん&和さんは熟年で量よりも質である。
旅行先の名物などを少し食べれば満足である。
それにバイキングだと、和さんは金さんの分と自分のと二人分取らなければならないので大変である。
せめて食事ぐらいゆっくり食べさせたい思う。
金さんも和さんも満足できる旅館だった。
※「みやこ旅館」の館内
※みやこ旅館:http://www.miyako-ryokan.com/index.html
〒386-0323
長野県上田市鹿教湯温泉
TEL:0268-44-2021 FAX:0268-44-2023
E-MAIL:info@miyako-ryokan.com
みやこ旅館はインターネットで見つけた旅館である。
鹿教湯温泉旅館協同組合のホームページに22軒のっている中から車椅子で泊まれるバリアフリーの宿を
インターネットで探したとき「齋藤ホテル」と「みやこ旅館」が見つかった。
感じでは「齋藤ホテル」の方が新しく大きいビルである。
最初は室内温泉プール&トレーニングジムなどがあるこのホテルに泊まって見ようと思った。
しかし、鹿教湯温泉旅館協同組合の返事がくるまで予約を待っているうちに3/8日が満室となった。
そこで、「斎藤ホテル」をあきらめ、今回は「みやこ旅館」に泊まったものである。
「みやこ旅館」の感想は大満足だった。
宿も大きいばかりが良いとは限らない。純和風の旅館でもお客本意で一部リニューアルしている
「みやこ旅館」のようなところもある。
金さん&和さんはいつの日かここにまた泊まって見たいと思う。
○ 照会の行き違い事件
同級会の翌日、鹿教湯温泉へ一泊することが決まってから、どこに泊まるかを決めることにした。
そのため、鹿教湯温泉旅館協同組合のホームページに次のような文章が載っているのを見つけ
鹿教湯温泉旅館協同組合へメールで問合せしてみた。
「旅行計画の中で疑問・不安になった事は何でもお尋ね下さい。
全力でお客様のご旅行をサポート致します。
鹿教湯温泉についてのご意見・ご要望もお寄せ下さい。」
メールで照会すれば教えてくれるものとひとり合点して二月の中旬にメールで照会したが何故か、返事はもらえなかった。
仕方なく、和さんが「齋藤ホテル」と「みやこ旅館」に電話して確認、3月8日(月曜日)に空いていた
「みやこ旅館」に予約したものである。
旅行から帰ってからもう一度、鹿教湯温泉旅館協同組合のホームページのお問合せを見ると
一日に数十通のspamメール(迷惑メール)を受信しております。
メールソフトからのお問い合わせはspamメールに紛れ回答が遅れる恐れがあれます。
以下の「お問い合わせフォーム」をご利用下さい。
ご回答を要するものは、営業2日以内にメールにて返信致します。
お急ぎの場合は、お電話でお問い合わせ下さい。
とでていた。二月の中旬に出した金さんの照会メールに返事がもらえなかったのは善意に解釈すれば、
スパムメール(迷惑メール)に紛れ込んで見てもらえなかったのだろうと思う。
こんなところにもスパムメールの被害が及んでいるのは悲しいことである。
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