初秋の信濃路ドライブ旅行



2014年の旅行

○ 信濃路ドライブ旅行 一日目

 車椅子の生活になってからも 毎年のように何回か夫婦で旅行している。
しかし、2012年に金さんが脳梗塞(ラクナ)で倒れた後は、体調を見ながら
無理の無い旅行をしようと和さんと相談して実施してきた。そんなこともあり
2013年には、十一月の寒い季節になってしまい、長野市信州新町にある
金さんの実家の菩提寺に墓参りをして、松代と長野市にある、公共の宿に
二泊しただけだった。
 2014年こそ、もう少し暖かい時季に旅行したいと思っていたが、体調と
気象の情報を見ながらの計画なので、思い切って出かけたのは、10月7日
から9日ののドライブ旅行となった。

(画像上は高速道路から見えた浅間山・・クリックすると大きな画像になります)

 10月7日は台風18号が通りすぎて絶好の旅行びよりになった。
長野への旅行には、ここのところ東北自動車道、北関東自動車道、関越自動車道、
上信越自動車道を使っていたので、今回は久しぶりに関越自動車道の花園ICまで
は、一般道で行って見ようと話しがまとまった。 
ゆっくり午前9時過ぎに出発、運転は勿論和さんである。
関越自動車道の花園ICから高速道路に入り、藤岡JCTで上信越自動車道に入る。
高速道路はわりあい空いている。
 最初のトイレ休憩は、予定通り甘楽パーキングエリアで取った。
甘楽パーキングエリアは車椅子用のトイレが比較的取りやすいからである。
お腹がそれほど空いていないので肉まんを半分ずつ食べ、コーヒーを飲んでから、
長野方面に向かう。 
(画像右は甘楽PAで)

群馬県と長野県の県境を長いトンネル内で超え、長野県に入っても山々の紅葉にはまだ早いようだ。
晴れているので浅間山が山裾から山頂まで綺麗に見える。
長野県に入って浅間山がよく見えるとホッとするのは何故だろう。

上信越自動車道の藤岡ジャンクション(JCT)から長野インターチェンジ (IC)までには 長いトンネルが多い。
八風山トンネル(碓氷軽井沢IC-佐久平PA) : 上り線4,000m 下り線4,470mをはじめ、太郎山トンネル(上田菅平IC-坂城IC)
: 上り線4,303m 下り線4,264m、五里ヶ峯トンネル(千曲川さかきPA-更埴JCT):上り線4,518m 下り線4,474mなどである。
その昔、初めて通ったときは「随分長いな!」と思ったが、何度か通るうちにそれほど感じなくなったのは不思議だ。

 次のトイレ休憩は、今回も千曲川さかきパーキングエリアで取った。

  
画像上は千曲川さかきパーキングエリアから見た風景と、金さん&和さん

 長野インターチェンジで上信越自動車道を出て、犀川沿いに国道19号線で故郷の信州新町に向かう。
松本市と長野市を結ぶ国道19号線沿いに「道の駅」信州新町があるので少し遅い昼食を取った。
物産販売施設で農産物、特産品、ジンギスカン、おやき、手打ちそばなどが販売されている。
飲食コーナーでは、手打ちそば、おやきなどが食べられる。
 金さん&和さんは、トイレ休憩後、手打ちそばとジンギスカンの盛り合わせを美味しく食べた。


(画像上は「道の駅」信州新町 国土交通省 関東地方整備局の道の駅のページよりお借りしました。)

昼食後信州新町内の親せきに寄ったあと、今晩泊まる甥のログハウスに入った。
ペンキを塗り替えたり、車椅子で入り口を入りやすくしたりなど、一年で随分改善されている。

   

(上の画像は甥のログハウスで)

夜、埼玉の家へ息子に電話する。
息子は、今日夜勤明けだったので一緒には来られなかったが、明日はこちらに来て墓参りは一緒にすると言うので
電話で色々打ち合わせをする。

夕食はログハウスで親せきからいただいたおやきなどで済ませた。
7時頃近くにひとり暮らししている金さんの一つ上の友人(女性)が、
家の畑で採れたと言う珍しい丸茄子をお土産に、と届けてくれた。昼間金さん&和さんが寄ったときに留守だったので土産と
名刺を入れて置いてきた家に住む親しい知人で、ログハウスでしばらく話して帰って行った。
このところの故郷のいろいろな情報が聞けてとても勉強になり嬉しかった。





熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から