初秋の信濃路ドライブ旅行



2014年の旅行


○ 信濃路ドライブ旅行 二日目 晴

 夜は埼玉より寒かったが疲れていたのか?よく眠れてログハウスでの目覚めはよかった。
 朝食は和さんが信州新町のパン屋さんで用意してきたパンとコーヒ-とフルーツをいただく。

 朝食の後、ログハウスの近くと、牧野島の古い街並み、裏町などを和さんに車椅子を押してもらい散歩する。
 中学を卒業してから故郷を離れていたので、牧野島の裏町などは50年以上歩いていないので懐かしい風景に出会う。自分も
歳を取り随分変わったが、故郷の家並みも櫛の歯の欠けたように何軒もなくなっていた。

  

  

 散歩の途中で、偶然金さんの小中学校時代の同級生に出くわす。結婚して神奈川県に暮らしていた女性で、現在牧野島に
夫婦で帰って来て暮らしていると言う。立ち話の中で思いがけず今年の同級会の話しが聞けた。
 彼女も都合で出られないと返事をしたらしい。後で同じ牧野島に住む同級生から聞いた話しでは、出席予定者が少なく取り
止めになったらしい。金さんも車椅子の生活になってから何回か出席しているがここのところ欠席している。 70歳を超えると
いろいろな事情で出席できない人も多いのだろう、
残念なことである。

   

 
9時半頃、息子が到着したので 少し休憩させてから、三人で興禅寺(菩提寺)に墓参りする。

興禅寺にある金さんの実家の墓地は山の斜面にあるので
車椅子では上れない。
そのため、いつものように息子と和さんに上ってお参りしてもらい、
金さんは、墓の見上げられる場所に停めた車の中に待機して
一緒にお参りする。

墓地も平らなところだけでなく、この墓地のように不便な所も多い。
それぞれの先祖は、事情で、そこに墓地を定めたのだろうが、
日本中で、高齢化と少子化が進む中で、この先々の世代には、
いったい どのようになっているのだろうか?
あと何年来られるか?と考えながら そんなことも一緒に考えて
いた。それにしても、実家のあった場所にログハウスを建てて、
自分たちだけでなく、金さんたち親族もいつでも利用できるようにしてくれた甥と、秩父に住んでいて、
ログハウスのお守りなどをしてくれている、金さんの姉夫婦に感謝である。


その後、久しぶりに レストランむさしや(026-262-2822) に向かい ジンギスカンで昼食を取った。
いつ食べても、信州新町のジンギスカンは美味しい。

 

(上の画像はレストランむさしや


家で留守番している犬や猫のために日帰りするという息子と、道の駅信州新町で別れる。
金さん&和さんは、今晩予約しているいこいの村アゼィリア飯綱に向かった。



 
熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から