金さんの山田村&バリアフリー見聞ドライブ旅行
(2000.9)
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○第1日(9月10日) 午前・晴 午後・曇後雨 〔家→柏崎かんぽの宿〕
□ 旅行の準備(着替え、クスリ、携帯用尿器など)はいつも通り妻にまかせていたが、
電動車椅子のバッテリーの充電器、デジタルカメラ、スケッチセット
それに念のためノートパソコンも車に積んでもらった。
お天気を心配していたが幸い晴れている。午前9時半頃妻の運転で家を出発。
・・・埼玉県を東から西へ約一時間かかる関越自動車道の花園ICに向かう。
家の近くではだいぶ稲刈りが終わっているのに、熊谷に近づくとまだ手つかずである。
農作業も場所によって随分違うものだ。せっかく美味しいお米の本場新潟県、富山県に
旅行してくるのだから、ついでにあちらの様子も見てこようと思った。
□ 10:15頃花園ICから関越自動車道に入る。
日曜日のためか結構混んでいるが、夏休み中の混雑ほどではないようだ。
※ お手洗い休憩はいつも上里パーキングエリア(PA)に寄っていたので今日は駒寄に寄ってみた。
□ 駒寄パーキングエリア(PA) 10:55 晴
※ 障害のある人の駒寄パーキングエリア(PA)の利用は雨の日は避けた方が良いと思う。障害者用パーキングのエリアが狭くお手洗いに
寄るのに、自動車のパーキングは通路の 向こう側である。車椅子は横切るのに危ない!
障害のある人は23km東京よりにある上里パーキングエリア(PA)に寄る方が無難と思われる。
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
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車椅子で上れるスロープは設置されている。残念なのは駐車スペースが車の通路を挟んだ所にあり雨でも濡れないように屋根がついていないことだ。 |
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※ 参考
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
関越のサービスエリア(SA)では障害者用の設備が整備されている方なので、障害のある人はできる限りここの利用がお薦め。※ただし、ここも混んでいる時季には障害者用パーキングへの健常者の迷惑駐車も多いので注意を要する。 |
障害者用パーキングが2ヶ所(1ヶ所のみ屋根付き)、障害者用お手洗いが2ヶ所ある。(上下線とも) |
□ 赤城高原サービスエリア(SA)に寄る。 11:56 晴
・・・ここで昼食・・・
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
レストランとお手洗いの間の広い通路から後ろの散歩道に出られる。大勢の人が食事をしたり高原の涼風を楽しんでいた。 |
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便器のすぐ横に手荒いがついていた。スペースがとれない所などに便利だと思う。 |
トイレにベッド(イス兼用?)があるのは大変良いと思う。おむつを使う人はおむつ交換ができる。 |
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赤城高原サービスエリア(SA)には散歩道がある。お天気には気持ちよい高原の風を受けながらお弁当を広げるのも良いだろう。萩が咲いていた。 |
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□ 関越トンネルはどこまでも真っ直ぐなトンネルである。トンネルを抜けると関東とは明らかに気候が違うようだ。
川端康成の名作「雪国」の「トンネルを抜けると雪国だった。」ではないが「トンネルを抜けると曇っていた。」
日本海の雨雲が山にぶつかって今にも降り出しそうである。
田んぼでは降る前に稲刈りをしているのであろう忙しく機械を動かしている人が見える。
・・・・・しばらく走ると案の定雨が降りだした。
□ 越後川口サービスエリア(SA)に寄る。 13:34 雨 トイレ休憩
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
(※J-SaPaのHPからお借りしました。) |
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トイレにベッド(イス兼用?)があるのは大変良いと思う。おむつを使う人はおむつ交換ができる。 |
□ 長岡ICで関越自動車道に別れ北陸自動車道に入り柏崎に向かう。
雨が降っているのでどこにも寄らないでかんぽの宿に行くことにした。旅行の前は「良寛」さんのゆかりの
ところを2、3見たいと思ったが天気予報で無理は決してしまいと切り替えていた。旅先で雨では車椅子での
移動は私以上に妻が大変である。
予報通りの雨なので・・・真っ直ぐ柏崎かんぽの宿へ
□ 柏崎かんぽの宿・・宿泊 14:57 雨
ちょっと早いがチェックインをすませる。荷物は後で妻が運ぶという。
今度の旅行はとにかくのんびり行こうと思った。
柏崎かんぽの宿は柏崎ICと米山ICのほぼ中間赤坂山公園の一角にある。国立療養所新潟病院も近くにあるという。
日本海を望む静かな丘の上にあるので、天気が良ければ鯨波海岸や佐渡島が見えるはずだったがあいにくの天気である。
部屋でのんびりすることにする。
宿の案内には「春には敷地内の桜が咲き乱れ、喫茶室でコーヒーを飲みながら花見ができる」と出ていた。
ここは桜の頃くればいいだろうな!と思いながらしばし昼寝をする。
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入口前の駐車スペースで。入口までなだらかなスロープになっている。霧雨が降っていた。 |
部屋にベットの他に長イスが置かれている。ちょっと殺風景である。 |
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浴槽は入りにくかった。サイドのてすりの位置にもう一工夫欲しい所だ。浴槽の端が直角でなくスロープになっているのも滑って入りにくい一因である。妻の介助がなければ入れなかっただろう。 |
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※ 明日も、もし朝から雨だったらどこにも寄らずに富山に向かおうと妻と話した。