○第5日(9月14日) 午前・晴 午後・晴  〔妙高高原「かんぽの宿」→

□いよいよ5日目、楽しい旅行の最終日だ。10時前に妙高高原かんぽの宿をでて上信越自動車道をのんびりと家に向かった。
 長野には先月きていたので、今回はどこにも寄らないで帰ろうと妻と相談していた。


※ 休憩したサービスエリア(SA)。 

  

 

(※J-SaPaのHPからお借りしました。)


(※J-SaPaのHPからお借りしました。)

松代パーキングエリア(PA)で「おやき」を食べた。ナスのアンが一番美味しかった。

(※J-SaPaのHPからお借りしました。)


(※J-SaPaのHPからお借りしました。)

このサービスエリア(SA)から荒々しい山肌をもつ妙義山が眼前に一望できる。雨の日の景観は墨絵を見るようで素晴らしい。

(※J-SaPaのHPからお借りしました。)


(※J-SaPaのHPからお借りしました。)

関越のサービスエリア(SA)では障害者用の設備が整備されている方なので、障害のある人はできる限りここの利用がお薦め。

※ただし、混んでいる時季に障害者用パーキングへの健常者の迷惑駐車も多い。

障害者用パーキングが2ヶ所(1ヶ所のみ屋根付き)、障害者用お手洗いが2ヶ所ある。(上下線とも)

 ※ 残念ながら、今回も「浅間」は雲に隠れていて見られなかった。


○旅行のまとめ

 

□ 今度の旅行は大成功だった。

 成功の要因は3つあげられる。 

1,安心
2,ゆとり
3,目的

  である。

 

1,安心

 ・ ドライブは主に高速道路を利用したので、お手洗いの心配が無かった。
  (※念のため携帯用の尿器は持参)

 ・ 宿泊は「かんぽの宿」のバリアフリーの部屋3泊と山田村「さだみね」1泊を予約してでかけた。

2,ゆとり

 ・ 日程が緩やかだった。

 山田村の情報センター見学の予約だけをして出かけた。後はフリーだった。
 結果的に台風と秋雨前線の影響で雨の日が多かったので、見学などいろいろ予定を組まない日程は正解だったと思う。  

 旅行中の移動は9時半から15時までと一日5時間半以内にし、後は宿でくつろげるようにしたので、夫婦とも疲労が少なかった。

  ※ 若くないし、障害もあるので、十分なゆとりのある旅行プランが良かったと思う。

3,目的

 旅行の目的は次の3つ

 @ 山田村の情報センター見学
 A バリアフリー情報の見聞
 B インターネットの友人に会うこと。 

  嬉しいことに3つとも実現できた。

☆ まとめ

 今度のドライブ旅行はかんぽの宿と高速道路の利用で、安心して楽しい旅行ができた。 障害のある人の旅行は「安心」が何より大切と思う。

 旅行中バリアフリーの施設面では、まだ不十分なところもあったが、日本でも確実にバリアフリーが進んでいると感じられた。また、施設の「バリアフリー化」が遅れているところでは「心のバリアフリー」で十分補っているところもあった。
  こういう動きが、日本中にもう少し広がり根付いて欲しいと思った。

 「高齢者も若者も、障害者もそうでない者も、共に平等に社会の構成員として、生きがいをもって生活し、活動できる 社会こそがノーマルな社会」

という「ノーマライゼーション」の考え方が日本人にもっともっと定着して欲しいと思った。

 「金さん&まさよんのバリアフリー見聞録」の、まさよんの「ロスアンゼルス・バリアフリー・レポート」にある 「これらの駐車場(※障害者用パーキング)で健常者が車を停めているのを、2年半住んでいるが、いまだかつて見た事がない。これはすばらしい事だと思うし、ちゃんと障害者が街に出、利用しているからこそ皆、その為に開けているんだと思う。また、こういった環境がなければ、障害者にとって外には出にくいものだからこれは良い事の雪だるま方式の循環だと言える」 に日本が少しでも近づくために、金さんも、楽しみながらできるだけあちこちに出かけたいと思っている。 

  皆さんもできるだけ出かけて見ませんか?

 


○今度のドライブ旅行で利用させていただいたホーム・ページ

スキーといで湯の里山田村
 
全国のかんぽの宿(かんぽ福祉施設一覧/保養センター

J-SaPa 財団法人 道路サービス機構

  


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