第一日
9月2日9時過ぎの息子が夜勤を終えて帰ってきました。
今日は夜勤明けですから車の運転は無理でしょう。明日以降に運転することにして、妻の運転で9時半過ぎに出発しました。ナビは息子がセットしてくれました。息子は眠いから寝ていくと後ろの席で横になりました。
ナビはなかなか利口で加須サービスエリア(SA)から高速道路に入ると、「しばらく道なりです。」と教えてくれて黙りました。松島のかんぽの宿到着予定時刻は午後2時半とでていました。平均95キロぐらいで左側端をゆっくり走ることにして、最初の休憩を上河内サービスエリア(SA)で取りました。
ここのサービスエリア(SA)は混んでいました。障害者用の駐車スペースは2台分ありましたが、日曜日だったためか車椅子使用の人は既に2台とまっていました。車椅子で出かける人が増えているのは嬉しいことです。
障害者用の駐車スペースが混んでいたので一般車の駐車スペースに止めましたが、その場合も段差があるので障害者用の駐車スペースからでないと上れないのが弱点です。この日は大丈夫でしたが、車を止めている位置が駐車スペースの端いっぱいだと車椅子が通れないことがあります。これからは車椅子生活の人の利用がもっともっと増えると思われるので一般車の駐車スペースからもトイレやレストランなどへ車椅子で段差を越えて行けるようなスロープの場所を整備して欲しいと思います。
ここはレストラン、売店、トイレなどが少し高いところにあるので、車椅子用の長い折り返しのあるスロープは右側にあります。スロープは荷物の運搬にも使っていました。
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上河内サービスエリア(SA)のレストランのドアに「盲導犬同伴可」のシ−ルが貼ってあるのが目に付きました。
介助犬も少しずつ増えているようなので、一日も早く法制化されて「介助犬同伴可」の
シ−ルもできるといいのですが・・・・・。
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安達太良(あだたら)サービスエリア(SA)で昼食を取りました。レストランは二階にあり、中央の四角いのがエレベーターです。ここのエレベーターは入口と出口が別についているので、前から乗ってそのまま車椅子の向きを変えずに今度は反対側から出られます。ホテルのエレベーターなどに見かけますが(東京のドームホテルなど)車椅子利用者には便利だと思いました。
(※J-SaPaのHPからお借りしました。)
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(※J-SaPaのHPからお借りしました。)
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(2階エレベーター前で)
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松島のかんぽの宿は東北自動車道の大和インター(IC)から行くのが近いと案内には書いてありましたが、金さんは仙台が初めてなので青葉城跡に寄っていくことになりました。仙台宮城インター(IC)で高速道路を降りて青葉城に向かいます。広瀬川に近い山の上に青葉城はありました。
青葉城には天守閣が存在しません。政宗が家康に遠慮して、敵対する意思がないことを示すためだったといわれています。※伊達政宗の像があるところは、工事中でした。
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アスファルトの所はいいのですが、砂利が敷いてある所は車椅子で移動するのが大変でした。公園や名所は砂利道が多いので、車椅子での見物は楽ではありません。
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ハプニング
お城からの帰り道、前の車について行くと途中で道が分かれていて狭い道の方に何台か曲がりました。うちの車も続いて曲がります。その時に一方通行の道のような道路標識があったような気がして、妻にも言ったのですが見えなかったと言います。少し下るとタクシーが上ってきて「ここは一方通行だよ」と教えてくれました。直ぐ先の広い所を見つけてUターンしたのですが、前の車も、後に付いてきた車もそのまま行ってしまいました。
木立でわかりにくい所に標識が出ていても見逃してしまう人が多いので宮城県警も考えてもらいたいと思います。
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