2日目(9月3日月曜日)天気 曇り時々雨後時々晴 盛岡へ

 

2日目

 

2日目は余りよい天気ではありませんでした。
松島の景色も期待したほどは見られませんでした。
しいて感想を言えば

“松島や ああ松島や 松島や”

というところでしょうか。
あれ!この句 何処かで見たことがあるような・・・! 芭蕉だったでしょうか?

松島は日本三景で知られています。
でも、車椅子で見て歩くにはあまり良い場所でありません。

車の中からでも松島湾を見下ろせる場所もあるようですが、事前の準備不足もあり、
それがどこか良くわかりませんでした。
泊まりのかんぽの宿が奥松島ですから松島まで戻れば良かったのかも知れませんが・・・・・?
松島の楽しみは次に残しておくことにしました。

奥松島にある大高森には車で近くまで行ったのですが車椅子では上れませんでした。
車椅子ってこんなとき本当に不便ですね!!
そのため車窓から見える範囲で景色を楽しんできました。そして早めに次の小岩井農場へ行こうと話がまとまりました。 


大和松島線(吉岡街道)を西に向かい大和インターから東北自動車道に入ります。
途中雨が降ったり止んだりしてきました。
長者原サービスエリア(SA)でトイレ休憩し、ここから息子に運転手が交替しました。
息子は普段マニュアル車に乗っているので、オートマ車である更新前のオデッセイには殆ど乗りませんでした。
その息子が紫波サービスエリア(SA)まで運転しましたが「疲れる〜!」とまた妻と交替することとし、お昼休憩です。

このへんの高速道路は空いていますね。
それでも、昨年の秋に行った北陸道に較べるとやや多い気がしました。
東北自動車道の路側にはススキが風に揺れていて秋を感じさせてくれました。

紫波サービスエリア(SA)の障害者用の駐車スペースは一般車の駐車場とは別にトイレや売店、レストランなどの建物の右側にありました。

障害者用の駐車スペースに停めて、車椅子でスロープを上っていくのではなく、車で障害者用の駐車スペースのある上までのぼります。
一見便利そうですが、ただ、障害者用の駐車スペースが空いているか?は
行ってみなければわかりません。何か下でわかる案内があると親切だと思いました。

なかなか 障害者用の駐車スペースも難しいですね!


○小岩井農場に遊ぶ

岩手に入ると雨が止んでいるので小岩井農場にいって中にある
遊園地に行ってみました。

 

小岩井農場って広い農場ですね!
こういうところでのんびりと遊ぶのもいいものです。
駐車場は広く障害者用の駐車スペースが
たくさんマークを書いて指定されていました。
勿論遊園地の入口に近いところです。
障害者用のトイレもあちこちにありました。
金さんは売店や珈琲店のある建物の障害者用のトイレを
使ってみましたが広くて清掃も行きとどいていました。

今どきの施設は
トイレを見ると障害者にどういう姿勢で臨んでいるかわかりますね!
ですから、金さんは寄りたくなくても
障害者用のトイレにはできるだけ寄るようにしています。

子供たちが集団で遊園地に来ていました。

  

ここも、砂利道は車椅子には大変でした。
もっといろいろ回りたかったのですが、車椅子を押す息子が大変そうなので、
牛乳を飲んでアイスクリームを食べ、売店にいって見ました。

妻と息子はお土産などを買っていました。


(砂利が敷いてあります。)

(息子と、岩手山は雲に隠れていました。)

(天気が良いと正面に岩手山が見えるのですが!)

(芝生には人が大勢いました。)

(午後になったので、二人ともお疲れ気味?)

牛の飼料にするのでしょうか?

 農場内にとうもろこしのような作物の畑がたくさんありました。

早く牛を成長させようと、狂牛病(牛海綿状脳症 (BSE))に感染した牛の神経組織や内臓を加工した動物性飼料を牛に与えたために、英国で人間にヤコブ病 が広まったといわれています。

動物性飼料は自然の飼料よりも手がかからなくて育ちも早いという人間の身勝手が人間のヤコブ病をうんだと言えなくもありません。日本にも恐れていた狂牛病が上陸しました。その後の農水省の発表も信用できません。人間に感染してからでは遅すぎます。畜産業者がもうけることよりも国民の命を大切にする行政を農水省はやって欲しいです。

 

 

小岩井農場を見てきて来てそんなことを考えました。 

 


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