○ 那須のワイン 2006年11月01日(水)
9時過ぎにペンションをチェックアウト、和さんが寄りたいという渡邊葡萄園醸造に向かいました。松並木に朝の日差しが当たる中を快適なドライブです。
初めてなので和さんが渡邊葡萄酒醸造の入り口を通り過ぎてしまいました。
通りには目立たない看板があるだけなので無理もありません。
引き返して入り口をみつけて、和さんだけが狭い路地のような所へ入っていきました。
すると、
こんな入り口(←)に、 こんな(→)表札が。
引き戸には窓がなく中が全く見えないので、ここでワインを販売しているとはとても思えません。
ワインで有名な観光地のワイナリーで試飲して我先に買い求める雰囲気とはだいぶ違います。
和さんがどうしようか思案していると、通りかかった農夫風の人が「そこから入って!」と親切に教えてくれたそうです。
中にはいると倉庫のようなところなので、想像していたワインのお店とのギャップに再度ビックリ、しかし、「宣伝よりワインの味」とでも言いたげな雰囲気に和さんは共感を覚えたそうです。
お店の中に女性が一人いて「いらっしゃいませ」と声をかけて、いろいろ説明して「試飲もできますよ」と言ってくれたそうです。残念なことに、和さんはこれから運転するので試飲はできません。
「家で飲んでみて良かったらまた注文しよう」と
和さんが買ってきた
渡邊葡萄園醸造のNASU WINE 2本
¥1800 ¥1600
少し酸味のある
口当たりが良い美味しいワインでした。
広大な那須山麓で、1884年創業の120余年の歴史を持つというワイナリー
2003年からは、フランス産醸造品種葡萄を植え始め、世界に通用するワイン作りを目指しているという 渡邊さんの夢に乾杯!!
※ NASU WINE 渡邊葡萄園醸造
栃木県那須塩原市共墾社1-9-8
TEL 0287-62-0548/FAX
0287-62-0477
○ ギョ! マナーを守ろう
和さんが運転するオデッセイは「NASU WINE 渡邊葡萄園醸造」から国道4号の黒磯バイパスを南下して右折し、国道400号を塩原温泉方面に向かいました。
車椅子生活になってから初めて通るドライブコースなので途中に障害者用トイレがあるかどうかわかりません。そこで国道400号を少し行った所で「にしなすの道の駅」を見つけたのでトイレ休憩しました。
この「にしなすの」道の駅の障害者用トイレで驚いたことがあります。
障害者用トイレに入ると強烈に臭うので「前の人が水を流してないのかな?」と思いましたがはずれでした。トイレの隅に大便をしたままの介護用パンツがむき出しで置いてあるではありませんか。こんなことは初めてなので本当に驚きました。
この道の駅には、他の道の駅のような地域の特産品の販売所や喫茶コーナーは見あたりません。
広い敷地に博物館が2つあるところに、24時間利用可能な駐車場とトイレが完備しているだけです。
そこの男性用トイレと女性用トイレの双方に障害者用トイレがあるのです。他の道の駅や高速道路のサービスエリアには、まだ一カ所しか障害者用トイレが整備されていないので、この自治体は「障害者にやさしい町」と感じました。
ここの障害者用駐車場に停める時に、車椅子の奥さんを介護して自動車に乗せようとしている人を見ました。「もしかするとあの老夫婦かも?」と、思いましたが真相はわかりません。また、汚れた介護用パンツを持ち帰りたくてもビニール袋などの持ち合わせが無く、やむを得ずトイレに置いてきた心情もわからないではありません。
ただ、公共の場所を利用する場合は、誰でも最低限のマナーは守って欲しいと思います。
そこで、金さん&和さんからの提案です。障害者を連れた旅行には、いつも、「最悪」のことを想定しておかなければなりません。旅行先で最低限のマナーを守れるよう、ビニール袋などを多めに持参しましょう。
障害のある人もそうでない人も、旅は道連れ、お互いに楽しい旅行をしようではありませんか。
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○ 日塩もみじライン
国道400号で西那須野から塩原温泉郷までは比較的混雑していました。しかし、日塩もみじラインに入ると空いているのでビックリしました。それでも日光方面から那須方面に向かう自動車の方がいくぶん混んでいたでしょうか?
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民家の庭先で |
全山紅葉 |
全山紅葉 |
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全山紅葉 |
白滝(観光バスも) |
空いている |
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素人カメラマンが |
素人カメラマンが |
鬼怒川も近い |
白滝に近い駐車場には大型バスも何台か停まっていました。塩原から日光方面への自動車は少なくて拍子抜けの感じでした。いろは坂のようにそれほど有名になっていない日塩もみじラインは、紅葉の時季平日ドライブする穴場なのかも知れません。
金さん&和さんの那須高原と日塩もみじラインのドライブ旅行は無事終わりました。この旅行でもいろんな人たちと出会い、いろいろなお話ができました。車椅子生活の金さんは今度の旅行でもたくさん収穫がありました。これからも、和さんになるべく負担にならないように気をつけて、いろいろなところへ旅行したたいと思います。
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