岳温泉


○ホテル光雲閣

岳温泉での宿は、岳温泉観光協会のホームページの「岳温泉に泊まる 【旅館】」を見て、「バリアフリーのお部屋などがございます。」と
出ていたホテル光雲閣に予約していました。
かんぽの宿や公共の宿と違って「バリアフリー対応の部屋があります」といっても、利用がしやすいかどうかは経験上行って見なければ何とも言えません。
チェックインを済ませ案内された部屋は322号室でした。和風と洋室が一体となった部屋で眺望は良い所です。
夕食の時間を6時半からに決めてから30分程休憩して、 貸切風呂に入りました。
貸切風呂には壁に斜めの手すりが付いていました。
金さんは片手に四点杖を持ち、残る手を和さんに引いてもらって斜めの手すりまで歩き湯船に入りました。
レストラン「寿楽亭」での 夕食は美味しかったです。

部屋のトイレは車椅子では入れません。そのため部屋の直ぐ外にある車椅子専用トイレを利用しました。
ただ、3階の車椅子専用トイレは、倉庫か何かの部屋を改造した部屋らしく4階のバンケットホールにある車椅子用トイレとは違いました。

この日3階の宿泊客は、喜寿の同窓会や○○を語る会などの団体客が多いのに驚きました。
二本松I.Cから約30分と近いためかも知れません。

○車椅子の視線から

金さんが利用した感想です。
ホテル光雲閣には完全な「バリアフリーのお部屋」はありませんでした。
しかし、車椅子利用の金さんが泊まれるバリアフリー対応の部屋と貸切風呂がありました。
今後、障害者や高齢者の利用が増えると予想されるので、ホテルや旅館が利用者を増やしていくためにも、
リニューアルの際には、バリアフリーの宿を見学したり障害者の意見を聞くなどしてバリアフリーの理解を深めて
障害者や高齢者が「泊まって見たい」と思うような施設の整備をして欲しいと願うものです。

・トイレは誰でも必ず利用するので、バリアフリー対応の部屋は車椅子で利用できるトイレにしてもらえると嬉しいです。
・貸切り家族風呂も、もう一工夫すればもっと使いやすくなるでしょう。
・貸切り家族風呂が無料で利用できたのは良かったです。
・レストランへのスロープは良かったです。
・ホテルの従業員が親切にしてくれたのは嬉しかったです。

 
和風と洋室が一体の322号室  和風と洋室が一体となった部屋  部屋の浴室
     
 貸切風呂  3階 レストラン「寿楽亭」へのスロープ↑  4階バンケットホールの障害者用トイレ
   
 フロント、ロビー レストラン「寿楽亭」での 夕食 光雲閣


 

二本松市へのお花見旅行へ戻る


熟年夫婦の田園生活 車椅子の視線から