車椅子の視線から あこがれの尾瀬 そば処「報徳庵」 日本ロマンチック街道 大清水湿原 熟年夫婦の田園生活

   ドライブ旅行 −大清水湿原へ
    

○ 日本ロマンチック街道を走る

こんどのドライブ旅行では、東北自動車道の宇都宮インターチェンジ から、群馬県片品村まで、日本ロマンチック街道と呼ばれているところを走りました。
“日本ロマンチック街道”素晴らしいネーミングですね。
金さん&和さんはドイツのロマンチック街道へ行ったことがありませんが、日本ロマンチック街道も「上信越高原国立公園、日光国立公園を結ぶ横断道路で浅間山や白根山などの火山が創り出した高原、滝、湖沼、湿原があり、城下町や宿場町、門前町を通過する自然景観にも優れた街道」と紹介されています。
金さん&和さんが今回通ったのは、下の「日本ロマンチック街道のルート」にある、日光から片品村の区間に過ぎません。ただ。金さんが信州出身なので、信州のルートは何度も走っています。
今年の「日本ロマンチック街道ステッカーラリー」も、5月19日(土)からスタートしているようなので、いつか全区間を走って昔の街道との違いもじっくりと味わいたいものです。


                 (※画像は日光国立公園の戦場ヶ原)


○ 日本ロマンチック街道

日本ロマンチック街道(にほんろまんちっくかいどう)は、長野県小諸市から栃木県日光市までの全長約230kmを通過する広域観光ルートとして1987年4月に発足した街道である。この名称はドイツのロマンティック街道に由来する。現在はこの本街道に加えてガッセ(小径)として、長野県上田市〜小諸市間ならびに栃木県日光市〜宇都宮市間を加えた全長約350kmにも及ぶルートとなっている。

「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用」

○ 日本ロマンチック街道のルート




日本ロマンチック街道公式ホームページより引用

6月12日(火)朝から良く晴れています。ホテルジャパン日光を9時頃出発、日光輪王寺を右手に、神橋を左手に見て上りの第2いろは坂に向かいます。空いているので、車窓から見える景色を楽しみながら上りました。中禅寺湖の右岸を通って、最初にトイレ休憩地である戦場ガ原の玄関口赤沼に着くと
国道120号沿いの公衆トイレの狭い駐車場が一杯です。赤沼には国道沿いと、バス駐車場の2カ所にバリアフリーのトイレが整備されているので、そちらの広いバス駐車場に向かいました。
赤沼は、ハイカーが利用する低公害バスの発着場になっているので混雑することが多く、この日はこちらにも車を停める場所がありません。並んで駐車場の空くのを待つ車と、写真のようにバスを待つ人でいっぱいでした。
和さんが駐車場の係員に、「車椅子でバリアフリーのトイレに連れて行きたいのですが」と。お願いすると、係員が、一時駐車する場所を指定して、バリアフリーのトイレに続くスロープを塞いでいる行列の人たちに車椅子の道を空けるように誘導してくれました。

戦場ヶ原から湯の湖、湯元温泉を左手に見て金精峠に向かいます。



国道120号で面白いことがありました。トンネルで金精峠を超えて群馬県の片品村に入ってからのことです。丸沼ペンション村の辺りでしょうか?下りの山道の途中に旗を立てて養蜂家が巣箱から蜂蜜をしぼっているのが見えました。お客さんらしい人や車も見えます。
「蜂蜜を買おうか」と和さんに話しましたが、道路の反対車線の先の空き地のようなところでやっていたので、帰りに寄ることにしました。


片品村鎌田で国道120号を右折して、国道401号に入り、林の中をバスの終点の直ぐ側にあるという大清水湿原に向かいました。



この時間帯は、大清水湿原に向かう人は少ないのでしょうか?前後にいないだけでなく、すれ違う車もいません。








大清水湿原からの帰り道、往路と同じ道を走りながら養蜂家を探しましたがなかなか見つかりません。金精峠にかなり近づいたカーブを曲がったところで、「アッあそこにいる!」と金さん&和さんが声を揃えました。スピードを落とすと後続の車が追い抜いて行きます。道端に停まっている車列に近づくと、それは休憩を終えて作業に付こうとする「草刈り隊?」の一団でした。
午前に養蜂家が見えたのは、まぼろしだったのでしょうか?
しぼりたての蜂蜜を舐めることはホンの一時の夢に終わりましたが、後日インターネットで調べると、国道120号線の椎坂峠を下ったところで、6月にトチの花の蜜をしぼっている蜂蜜屋さんがいることがわかりました。
金さん&和さんは「あれはまぼろしじゃなかったんだ!」と顔を見合わせて大笑いしました。

帰路に湯元温泉のバリアフリーのトイレに寄りました。
ここは、看板が見えにくいのが難点だと思います。










 
  


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