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○ 元気なおばあちゃん! 故郷信州に旅行するといつも感じる。 「田舎のおばあちゃんはなんて元気なんだろう」と。 信州の自然がおばあちゃん達を元気にするのだろうか? 今回お会いした二人のおばあちゃんは、 どちらも、金さんが小中学校時代同級生だった友人のお母さんである。 お二人には次のような共通点があった。 @九十歳前後であり、自分の家で一人暮らしをしている。 A子供は3人以上いるが、皆、家を出て結婚してそれぞれの家庭を持っている。 B畑でのんびり好きな農業をしている。 Cおばあちゃんは子供達思いであり、子供達は親思いである。 D子供達のうち一人が近く(自動車で1時間以内)に住んでいる。 二人のおばあちゃんは生活には困らないので、畑にいくのはもっぱら健康のためらしい。 その日のお天気を見ながら、行きたい時に畑に行くなどして楽しんでいるようである。 人間の健康には、生活習慣やライフスタイルが大きく影響していることを考えると、都会の喧噪の中で暮らすよりも、自然の中ど暮らす方が幸せなのかも知れないと思った。 23日の朝、ログハウスの近くの畑に四輪歩行器を押してきたおばあちゃんと久しぶりに話をした。 「家によってお茶を飲んでいかないか」と、親切に声をかけてくれたが、金さんは車椅子である。 おばあちゃんの家には上がれないので丁重にお断りした。 同級生のお母さんが、元気そうなので同級生をうらやましいと思った。 |
○ 墓参と親せき回り 息子から携帯に電話があり、ログハウスに10時過ぎに着くという。 朝、相当早出したらしい。 お墓参りは一緒に行くことにして、その前に2軒親せき回りをした。 はじめにログハウスから近い家に行った。 上がりがまち高い家なので車椅子の金さんでは入れない。 代わりに和さんが土産を持って挨拶してきた。 次は、川向こうの親せきである。 やはり和さんに頼んで金さんは自動車の中で待っていると、 家から父ちゃんと息子が出てきて、 「手伝うから上がれ」と、いう。 悪いけれど、こちらでも、挨拶は自動車の窓からで失礼した。 お土産におやきをたくさんもらった。 息子が着いたので、ログハウスでお茶を飲んでから 3人で実家の墓地のある興善寺に行った。 この寺は(↓※参照) ※ 参照 故郷再発見の旅 興善寺にある墓地は山の斜面にあるので車椅子では上れない。 |
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